レンタルサーバーとは?Rental server

“レンタルサーバーを借りるといろいろと便利ですよ”、とよく聞きますよね。でも最初からレンタルサーバーの仕組みや特徴について、しっかり理解できている人はそれほど多くないでしょう。
例えばホームページを開設する場合は、そのデータを入れておく箱が必要になります。多くの人がこの箱の目的として、レンタルサーバーを利用しています。
レンタルサーバーはホームページのデータを入れておくためだけでなく、重要なデータのバックアップにも使えますし、それこそユーザーの活用次第です。
もちろん自前でサーバーを構築して運営することもできますが、メンテナンスのための費用や手間がかなりかかります。
それを考えると、業者からサーバーシステム自体をレンタルしてしまったほうが早いし効率的なのです。
それにあくまでもレンタルなので、メンテナンスやトラブル時の対応は業者任せで楽という特徴があります。
もしもサーバーを自前で運用する場合はメンテナンスもすべて自分で行う必要もありますし、トラブル時の責任も自分に降りかかってきてしまいます。
でもレンタルサーバーの場合は基本的に高性能なコンピュータを導入していて、24時間監視体制で運用していますし、個人と比べて回線も早くて安定していることがウリとなっています。
最近は数多くの業者がレンタルサーバー事業を行っており、個人の趣味レベルから大会社のビジネス用途にまで対応するさまざまなプランを打ち出してきています。
レンタルサーバー月額費はなぜサービスによって違うのか?
レンタルサーバー業者と契約をしようとする際、迷うのがどのサービスを選ぶか、でしょうね。
レンタルサーバーを借りる際には多くの場合、月額制で安いもので数百円から高くて数万円以上など、いくつかの料金プランが用意されているものです。
そして、プランによってサービス内容も違ってきますよね。でも、どうしてレンタルサーバー月額費がサービスによって違うのか、が気になりますよね。
まずどんなものが月額費に含まれているか、考えてみましょう。
第一にサーバーの物理的な設備投資費です。これは理解にたやすいことです。高性能なサーバー用のコンピュータと安定した通信回線の整備には相当の費用が掛かりますからね。
その次に忘れていけないのは、業者側の人件費などのシステム運用費です。24時間サポート体制に手厚い業者は、この面の費用がかかっているので、料金に上乗せ反映されていることもあります。
さらに、業者の宣伝広告費も当然ながら反映されているものです。その上プランによってサポートされるサービスが増えれば増えるほど、月額費が高くなるのも理解にたやすいことです。
多くの機能の使用制限をなくして、利用者側のカスタマイズ度を上げることは、レンタルサーバー業者側にとってもその分管理負担が増すことにもなります。
このように多くのことができるサービスプランを選べば、レンタルサーバー月額費も高くなることがおわかりいただけたでしょうか?
ちなみに…Rental server
ちなみに、レンタルサーバーには「専用サーバー」「仮想専用サーバー」「共用サーバー」の3つがありますが、このサイトで紹介しているサーバーは全て「共用サーバー」となります。
あまり知識としては必要ないかもしれませんが、一応、それらの3つの違いを解説しておきます。
専用サーバー
専用サーバーとは文字通り、契約者だめのためのサーバー環境を用意し、レンタルするサービスとなります。
何しろ契約した環境を独占して使用できるのですから、回線が他の利用者との共有で混み合うこともなく、快適に運用できるのが特徴となります。
一般的に共有タイプと比べて、より大容量(現在は容量が1TBのタイプもある)・より高速な回線、豊富な機能の利用可能と、最上級のサービスが提供されます。
動画サイトなど動きのあるホームページの表示速度の高速化も、基本スペックの高い専用サーバーなら解決できることでしょう。
さらに専用サーバーにするとサーバー管理者権限も与えられ、自社開発のプログラムをインストールすることも制限なく行えるなど、より自由度が上がります。
レンタルと言えども、自前で構築したかのように使用できるのはかなりのメリットと言えるでしょう。
共有サーバーのように他者に影響されることもないことからも、安心・安定した運用を期待できます。
ただし、当然ながらそれだけ毎月支払う月額費も高くなり、運用コストも共有サーバーより跳ね上がります。
また専用サーバーの場合は、初期費用もある程度請求される場合が通常です。
仮想専用サーバー
レンタルサーバー業者の中には「仮想専用サーバー」と銘打ったプランを掲げているところもあります。この仮想専用サーバーとは、どんなものなのでしょうか。
仮想専用サーバーは実際に利用者ごとに物理的な環境を用意しているわけではありません。
共有サーバーに専用ソフトをインストールすることで、あたかも専用サーバーのような仮想環境を実現しているというわけです。
メリットとしては、物理的に個々の環境を用意する必要がないので、安い料金で契約できることですね。
サーバーの管理者としての権限を持つ形になるので、高度なプログラムを組んだりなど、自分の思い通りのことを行いやすい環境が与えられるのです。
これはいくら安価な維持費用で済むとしても、共有サーバーにはない点ですからね。
仮想専用サーバーのデメリットとしては、やはり専用サーバー並の機能を利用できることで、ある程度の専門知識と管理が必要になることでしょうか。
それを考えても、他の利用者の影響を受けることもなく、その割には専用サーバーほどの維持費用も必要としない点は大きなメリットとなるでしょう。
共用サーバー
レンタルサーバーでも同じ環境を複数の利用者で扱う、共用サーバーと呼ばれるタイプが幅広い層に利用されています。いわゆるシェアハウスや雑居ビルのようなイメージですね。
専用サーバーのように回線も環境も独占できるわけではなく、文字通り他の利用者と共有して使うことになります。
共有サーバーの場合のメリットはなんといっても料金が割安であることでしょう。
容量や回線速度などのスペックにそれほどこだわらなければ、無料もしくは数百円程度から利用することができますからね。
初期費用もそれほど掛からず、容量やオプションのバリエーションによって様々なプランが用意されていることも魅力です。
レンタルサーバー初心者であれば費用負担の少ない共有サーバータイプの利用から始めると良いでしょう。
独自ドメインの使用もできますし、共用サーバーだからといってそのこと自体で不可能なことはまずありません。
ただし、共有サーバーも特有のデメリットがあります。
共有であるがゆえに回線が混み合いやすく思ったようなスピードが出なかったり、他の利用者のトラブルに巻き込まれる可能性がないとも言えません。
自分だけの環境でないので、こうしたデメリットを納得した上での利用が原則となります。
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